【過酷労働】「すき家」の長時間労働、残業代不払いが正式に発覚

以前、ゼンショーHDの小川賢太郎社長は「ブラックではないのか?」という質問に「レッテル貼りは不本意だ」と発言したが、本人はブラックの意味を理解していなかったのではないかと思うような事実が次々に浮上している。24時間~48時間もの長時間労働で自宅に2週間も帰宅出来ない状態が続くようだ。過労死レベルの月100時間残業は当たり前で昨年度から労働基準監督署からも50回近くの是正勧告を受けていた。一度、社長自ら同じ条件で店舗に立って働いてみれば良いと思う。

牛丼チェーン「すき家」で長時間労働や賃金不払いが放置されてきた実態が、運営するゼンショーホールディングス(HD)が設置した第三者委員会の調査報告書で明らかになった。

 これまでの経営のあり方への批判は強まるばかりだ。外食産業のイメージ低下につながりかねず、他社からも懸念の声が上がっている。

 田村厚生労働相は1日、閣議後の記者会見で、「あまりむちゃくちゃなことをやるところ(企業)は、人がなかなか来ないことになる」と述べ、過重な労働の問題点を指摘した。東京株式市場では1日、ゼンショーHD株が売られ、前日終値比2%以上安い1012円まで下落。市場では「拡大路線の転換が避けられない」との見方も広がった。

 景気回復を受け、首都圏の外食チェーンでは、時給1000円以上を掲げてもなかなか人材が確保できない。ある外食チェーンの幹部は「外食業界に過重労働のイメージが広がれば、人手確保がさらに厳しくなってしまう」と懸念した。

 ゼンショーHDの第三者委の調査では、今年3月にすき家の非管理職の平均残業時間が109時間に上ったことが判明。店舗社員の経験者のほとんどが24時間勤務を経験した。1人勤務体制も横行していた。

 さらに、社員やアルバイトへのアンケート調査などから、恒常的に月500時間以上働いていたり、家に2週間帰れていなかったりした事例もわかった。